歯科医院スタッフブログ

赤ちゃんの歯はいつからできるの?

みなさんこんにちは、福岡県飯塚市タカノ歯科医院、歯科衛生士の古澤です。

突然ですが、赤ちゃんの歯って何時ごろから作られるかご存知ですか?

先日、「妊娠がわかったら、まず歯科検診をおこないましょう!!」

と言う記事が雑誌に掲載されていました。

妊娠=歯科検診?

なぜ?

と思われる方もいらっしゃると思います。

 

実は産まれてくる赤ちゃんの虫歯予防は、生まれる前からおこなうことで、とても、効果があらわれるのです。

これは、あまり知られていない事ですがママにとっても、赤ちゃんにとっても大切な事なんです。

では、赤ちゃんの歯はどのくらいからでき始めるのでしょうか?

赤ちゃんの歯はだいたい妊娠6週目くらいから乳歯の発生が始まります、

実は、ママのお腹にいるころから既に、歯の形成は始まっているのです!

 

 

胎児の口の中では「乳歯の種」と呼ばれる歯胚(しはい)が作られはじめ、

10週目くらいには乳歯がほぼ揃い、14週目くらいからはなんと!!永久歯までの形成が始まります。

そして妊娠から4~5カ月が経つと、赤ちゃんの形成中の歯にはすでに石灰化が始まるといわれています。

 

このように

赤ちゃんの歯は驚くことに産まれてくる前から、乳歯だけではなく、永久歯までも、もうすでに、生える準備を行っているのです

なので、赤ちゃんにとって、お腹の中での歯の形成には、ママからの栄養や歯や全身の健康状態が重要になってきます。

赤ちゃんの歯を強くするには、「歯の石灰化」で決まります。

歯胚にリンやカルシウムが付着して「石灰化」(歯を固く強く育てる)を進めていきますので

妊娠中はリン、カルシウムが多く含む食べ物を積極的に取ることが歯の石灰化を助ける事になります。

たんぱく質、ビタミンA・Dも歯には大切ですので、肉、魚、卵、乳製品、緑黄色野菜などをしっかり摂りましょう。

(リンは、魚類、乳製品、大豆、肉類多く含まれています)

(カルシウムは、牛乳、乳製品、魚介(干しエビ、煮干し)野菜、海藻に多く含まれています)

栄養バランスの良い食事を取ることがお腹の赤ちゃんの歯を丈夫にします。

 

 

しかし、ママが虫歯や歯周病になってしまえば食事に影響を及ぼす可能性も出てくるかもしれません

先でお話した、妊娠がわかったら歯科検診を受けましょうということにつながってきます。

 

妊娠中はホルモンバランスの変化で口腔内の環境も悪くなりがちです。

歯や歯肉の病気は、最初のうちはあまり気がつかないものです。

妊娠中は歯肉炎になりやすく、虫歯のリスクも高くなりがちです。

妊娠したら早期に歯科医院でお口のチェックをしてもらいましょう。

妊娠後期、出産後は、なかなか受診が出来なくなります。

検診で虫歯が見つかったとしても、妊娠初期であれば体調に応じて出来る限りの治療ができます。

お腹の赤ちゃんの歯の為にも、妊産婦検診にご来院下さい

妊娠中は色々不安になりがちです、どんな小さな事でもお気軽にご相談ください。

タカノ歯科医院は、生まれる前から積極的に行う虫歯予防「マイナス1歳からの虫歯予防」に取り組んでいます。

 

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